第2回多文化お茶会の実施報告
横浜市南区の外国人集住地域の寿東部地区。
ここは外国にルーツをもつ生徒が60%近く在籍する市立南吉田小学校の通学地区にあたります。
7月26日(金)にこの地区に居を構える外国人、
日本人の第2回多文化お茶会が開催されました。
以下、いただいた感想です。
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・今日来られた外国人の方もこの地域が好きということがわかった。
町内会の存在意義を知っているかと聞いたら、「安心・安全」と、
日本人の考えていることと同じだったので安堵した。
こういう方と手を取り合って外国人の方にも、町内会の活動に参加していってもらいたい。
花植え活動に参加したいという声も得た。(日本人男性)
・日本人の立場から考えると、自分たちの平穏な生活に急に言葉もルールも分からない外国人が多く来て、
嫌な気持ちがあるのは当然のこと。私たちも日本人の生活に合わせたいし上手く地域に溶け込みたい。
今はもう中国に帰っても自分の心は日本にある。
ルールとかゴミとか守らない人へは、私たち同国の人が説明をしに行っても良いと思う。(中国人女性)
・日本で電気工事の仕事をされるために、日本の資格も取ったという話を聞き、
外国の方が日本で生活されるためにがんばっている一端を知った気がする。(日本人男性)
・私はこの歳になるまで外国の方の方ときちんと話したことがなかったが、今日は多くのことを学べた。
私の人生で今日の1日はこれまでとは全く違うように思えた。
実はそれほど参加に積極的ではなかったが、本当に来て良かった。(日本人女性)
・このような機会を作って頂き、感謝している。
南区に住んでいる私たち(外国人)にここが我が家だと感じさせてくれた。
心細さや寂しさも吹き飛んで行った。(中国人女性)
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中国語で南区「生活ガイダンス」を実施
新しく南区民になった中国人で日本で看護師資格を目指す皆さんに、
日本の文化や魅力、ルール(ごみ分別等)や風習を知ってもらい、
安心して生活を送ってもらうことを目的とした「生活ガイダンス」を中国語で実施しました。
資源循環局作成の特製パネルや、
南区区政推進課が作成した外国人の方が日本で生活するのに役立つ情報をまとめた冊子「南区生活のしおり」
(中国語、英語、ハングル、タガログ語の4言語で作成)
を活用して1時間程度説明をしました。
参加者からは
「南区の魅力を知り、日本の文化を好きになった。いろんなところに行ってみたいし、日本に長く居たい。」
(来日3か月目の方)
「南区以外の地区についても、もっと詳しく知りたくなった。説明会はこれからの生活にとても役に立つもので、
自分にとって為になった。」(来日3か月目の方)
「ゴミ回収や防災の話は聞いてよかった。説明会はとても為になった。」(来日17日目の方)
との感想をいただきました。